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【シンポジウムのお知らせ】「分離派」とは何か

「分離派建築会」が結成されたのは1920(大正9)年のこと。もうすぐ分離派が結成されてから100年目を迎える、そうした機会をとらえて、このほど「分離派100年研究会」による連続シンポジウムが開催されることになりました。興味深い内容です。みなさま奮ってご参加くださいませ。

●詳細は下のチラシをご覧ください。

●分離派メンバーの卒業制作の展示もあるようです。

 

          

 

| お知らせ | 17:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
【緊急シンポジウムのお知らせ】 大阪中央郵便局
 
1939年,大阪府大阪市,逓信省(吉田鉄郎),現存(撮影:2008年)


大阪中央郵便局とこれからの大阪を考える −局舎の解体報道をうけて−
と題されるシンポジウムが、大阪中央郵便局を守る会の主催で開催されます。
詳細は主催者ブログをご覧ください。(ブログ上で署名活動も行われてます)

さらに先ほどUSTREAM生配信あり、との嬉しい知らせがありました→ http://ustre.am/H3If


■日時:平成24年1月29日(日) 13:30開場、14:00開演(〜16:30)
■会場:中央電気倶楽部 大阪市北区堂島浜2丁目1番25号
■参加費:500円(資料代を含む)
■定員:150名(申し込み不要 当日先着順)
■主催:大阪中央郵便局を守る会











| お知らせ | 19:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
展覧会情報・・・ 「躍動する魂のきらめき―日本の表現主義―」in松戸

 先日、松戸市教育委員会の美術館準備室から、チラシとポスターが送られてきた。なので、さっそくweb上にも(文字通り)貼り付けてみたい。同展は、既に栃木、兵庫、名古屋、岩手での巡回を終え、12月8日から開催される松戸展がトリをつとめる。

 私としては、まだ一度もこの展覧会を観ていないので、松戸の機会を楽しみにしているし、見逃せない。絵画、工芸、版画、建築など様々な分野から多数の作品が集められたそうであり、こうしたことは恐らく今後もそう滅多に行なわれないだろう。表現主義建築の模型再現も行なわれているらしく、意欲的な取り組みに期待している。
 そして、あまり「表現主義」という括りにこだわらずに、観てみたいと思う。
 
 チラシにある展覧会の紹介文から一部を以下に引用してみたい。
「・・・本展では、こうした明治末から大正半ばまでの時期に出現した、自己の内的表現を主題とする様々な作品を「日本の表現主義」と捉え、当時の混沌とした状況をさながらに、そのまま提示しようとしています。ですから、ここにはあらかじめ定められた一定の芸術概念が存在しているわけではありません。むしろ、思い込みを含め様々な試行や主張など、この時代の表現者がいかに切迫したやむにやまれない心情から表現したかを皆様にお伝えしたいと思います。・・・」

場所、開催期間、入場料等は右図の通り。

電車〜バス,徒歩による交通手段
.JR武蔵野線 新八柱駅から松戸新京成バス小金原団地循環行「公園中央口」下車 徒歩1分
.JR常磐線北小金駅から松戸新京成バス八柱駅行「公園中央口」下車 徒歩1分
.新京成八柱駅またはJR新八柱駅から徒歩15分(21世紀の森と広場内)

| お知らせ | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
叢書・近代日本のデザイン 第25巻

 建築画像の話題でなくてすみません。ここで新刊書籍の紹介です。
 1920(大正9)年,'21(大正10)年,'24(大正13)年に岩波書店から3回刊行された分離派建築会の作品集の復刻本が、ついに刊行されました
 これは、明治から大正のデザインの流れを文献資料の再現で追う、ゆまに書房の画期的なシリーズの大正篇、通しで第25巻が分離派建築会の内容となります。(もちろん分離派以外にも関心をそそられる復刻企画がめじろ押しです。)

 日本初の建築運動として1920年に結成された「分離派建築会」のことは、あの有名な宣言「我々は起つ。
過去建築圏より分離し、総ての建築をして真に意義あらしめる新建築圏を創造せんがために。・・・」
と共に知られるところです(*1)が、戦後、建築史の俯瞰図の一コマとしての位置が付与され、それ以来、詳細を曖昧としたまま不動気味の観がなんとなく濃厚・・・・・でしょうか。
 
 分離派の旗揚げの目的は、模倣性という病根を絶ち「創造」を目指す意気揚々としたものでしたが、世界的なデザインの大転換期とも時期が重なります。
 一例挙げれば、分離派発足とほぼ同時期の地球の裏側では、ル・コルビュジエが自らの『エスプリ・ヌーヴォー』誌を通じて「住宅は住むための機械」と看破するなど、圧倒的な影響力を及ぼしだす矢先でした。
 分離派の面々の中にも洋行してドイツの最新の建築動向を視察、紹介する者が現れましたが、模倣性に堕することなき「自己」を追い求める視点と、社会に目を向け普遍化に進路をとるモダニズムとの葛藤は、困難な課題として重くのしかかりました。
 しかしながら、明治期以来の様式移入から脱却し芸術としての建築の地位を確保しようとする極めて国内的な文脈と、西欧の近代化の文脈が初めてクロスオーバーした地点の葛藤状況の中においてこそ、ある意味で(西欧の「表現主義」とも異なる)日本固有の自己表現が胚胎していたのかもしれません。
 要するに、分離派は、いまだ検討課題多しと思われます。

 おっと、書籍の話しに戻ります。本来、現代にもつながる基本的な文献資料は、出来るだけ物理的事情に妨げられること無く、手近に多くの視点から解読されるべきでしょう。しかもできるだけ鮮明な状態のものを。不鮮明なマイクロフィッシュにいらいらした方は結構多いはず。特に分離派の作品集の場合は、有名なことがかえって仇になったのか、図書館では完全本が少ないようです。文献資料にまつわるフラストレーションを解消に導く企画にまずは拍手。

 惜しむらくは値が張る点とも見えますが、作品集3刊分の表表紙から裏表紙までがそっくりそのまま1冊にまとめられており、ぎっしりつまった内容の濃さを考えると「お買い得」そのもの。
 また、学術向けの企画なので書店の店頭には置かれない書籍とのことですが、これもマニアックな私の色眼鏡で言うなれば「一家に一冊モノ」。もちろん一般に購入すること可です。
 そこで、関心のある方はゆまに書房HPにて、ネット購入が近道のようです。こちらに詳細とカタログダウンロードのページもあり。   Amazonならこちら。

 どんどん宣伝口調がエスカレートしてますが、最後に白状します。この第25巻の末尾の解説文は、不肖ながらこの私が仰せつかった次第。入魂の思いで執筆いたしました。


        *1:音楽方面でも有名だろうか。'80年代の戸川純らのユニット「ゲルニカ」のCD「新世紀への運河」の帯
          に付いたレトロチックパロディなコピー「・・・すべての音楽圏より分離せんがために!!・・・」は、本をただ
          せば分離派の宣言です。一応。
| お知らせ | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
シンポジウム開催のお知らせ、2件

 ちょっと急ですが、シンポジウムの開催が予定されていますので、簡単に概要をお知らせいたします。
                                                            *****

●公開シンポジウム「東京女子大旧体育館の解体を再考する」

【日時】 2009年3月14日(土)
      13時30分〜16時30分
【会場】 東京女子大学13号館(旧体育館)
      (杉並区善福寺2-6-1)

【連絡先】 東京女子大学哲学研究室
       (直通tel.03-5382-6324),
       旧体育館シンポジウム実行委員会(担当・森)

右写真:旧体育館(撮影2008年4月)
                                                            *****

●緊急シンポジウム「東京・大阪中央郵便局の文化財的価値」

【主催】 日本建築学会 建築計画委員会
【日時】 2009年3月22日(日)
      13:00〜18:00
【会場】 建築会館ホール
      (東京都港区芝5-26-20)
【資料代】500円
【問合せ】日本建築学会事務局研究事業グル
      ープ 森田(tel.03-3456-2057)


尚、3月11日付けで、日本建築学会より両中央郵便局の歴史的価値に関して、以下のような声明が出されております。
「東京中央郵便局庁舎、大阪中央郵便局庁舎には、国指定の重要文化財の水準をはるかに超える価値がある」
(詳細は、建築学会HPのこちら)

右上写真:東京中央郵便局南側(撮影:2009年3月8日 (解体中断後))
右下写真:大阪中央郵便局(撮影:2008年5月9日)

| お知らせ | 16:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
シンポジウム開催のお知らせ―検見川送信所の利活用を探る

 検見川送信所の利活用のあり方を考えるシンポジウムが、2月14日に千葉市美術館11階講堂で開催されます。

 「検見川送信所を知る会」では、様々な側面の価値を知る活動を続け、現在、建物を保存すべきとの方向性が確実になりました。
 ここで、建築物の価値を十分に伝えつつも生きた建築として後世に伝える論議が必要な段階にさしかかり、今回は、元文化庁の堀勇良氏をはじめ、千葉県建築家協会を中心とした識者を招き、利活用のあり方を探る運びとなりました。

 例えば、同地域ではかねてより公民館その他の施設が要望されており、それと建物保存建物との折り合いを図る必要があるなど、乗り越えねばならない課題もあります。しかし、これも多くの人々の知恵の結集があれば、必ずやプラスの方向で解決されましょう。
 住民や識者のみならず、自治体の姿勢は特に重要でもあり、文化財指定に対する考え方は、これを測る物差しのひとつとして話題になっている昨今でもあります。

 ちょうど、今回のシンポジウム会場の千葉市美術館は、大谷幸夫と千葉市により、保存措置がとられた旧川崎銀行千葉支店を内蔵する鞘堂形式の建物です。同銀行は矢部又吉設計による昭和2年築の建物として、千葉市指定文化財の指定を受けています。
 勿論、検見川送信所は、鞘堂式保存とは相容れないでしょうが、利活用と文化財を考えるためには、うってつけの環境と言えましょう。

 これまで関心を抱きつつ足を運べなかった方も、今回ばかりは見逃せないかも。
【日時】
 2009年2月14日(土) 11:00〜16:30
【プログラム&場所】
 千葉市中央区中央3-10-8
 11:00〜12:00:見学会(千葉市美術館鞘堂)
 13:30〜16:30:シンポジウム(同11階講堂)
【アクセス】
 JR:千葉駅下車 東口より徒歩15分
 京成電鉄:千葉中央駅下車 東口より徒歩10分
 千葉都市モノレール:葭川(よしかわ)公園駅下車 徒歩5分
【参加費】:無料
・総合司会
 沖 昌幸(検見川送信所を知る会)
・シンポジウム・パネリスト
 堀 勇良(元文化庁)
 岡部則之(岡部則之計画工房)
 夏目勝也(千葉県建築家協会 保存文化部会)
 仲佐秀雄(検見川送信所を知る会 代表)
・コーディネーター
 安達文宏(関東甲信越支部(JIA) 保存問題委員会)
・主催&問い合わせ先
 検見川送信所を知る会 Tel & Fax:043-276-0444

| お知らせ | 17:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
企画展情報― 型而工房展
 「型而工房」は、昭和3年に発足した、日本で初めてのモダンデザイン家具工芸を実践したグループです。日本の実情に即した家具の調査研究、量産化を目指しており、メンバーは、分離派で東京高等工芸学校で教鞭をとっていた蔵田周忠をはじめ、豊口克平、剣持勇ら戦後の家具工芸界をリードした作家らが参加していました。
 今回、東京高等工芸学校とゆかりのある松戸市によってこの企画展が開催され、貴重な椅子の現物の他、青焼き図面などの資料が展示されています。
 現在開催中で、11月23日までの短期間の展示ですので、ご関心ある方はどうぞお急ぎを。

  型而工房展
  2008.11.4−23(AM10:00−PM6:00)(月曜休館)
  入場無料
  松戸市文化ホール(松戸ビルヂング4階)
  JR松戸駅西口下車徒歩5分
| お知らせ | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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