収蔵庫・壱號館

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旧・西田川郡役所
 
1881年,山形県鶴岡市,高橋兼吉+石井竹次郎,現存(撮影:1981年)

致道博物館とその周辺の建物2題 (1)

 「東北がんばれ」と一括して言われる昨今なのだが、言うまでもなく東北は広く山形県など日本海側方面では殆んど被害の話など聞かないのである。こうした地域ならば自粛ムードなどどこ吹く風というノリで、この連休古い建物を訪ねてみることの方がむしろ色々な意味で元気も出るし良いのかもしれない。

 山形県鶴岡市の「致道博物館」とは、旧庄内藩主家であった酒井家が土地建物や文化財を寄付して1950(昭和25)年に財団法人以文会として登録したことを起源とする博物館。庭園や建物も展示の対象であるせいかミニ明治村的な感じがする。
 「致道」の名は、1805(文化2)年に開かれた庄内藩の藩校「致道館」に由来する。ちなみにこの藩校を持つ庄内藩も、先に「さざえ堂」の記事に書いた会津藩と同盟を結び戊辰戦争を戦った関係にあったのだそうだ。

 そして庄内藩が官軍の前に降伏した後、明治維新後の廃藩置県において初代県令三島通庸の命で建てられた郡役所が旧・西田川郡役所である。明治天皇行幸の際は行在所の役目も果たした。
 入母屋造りの建物の中央に時計のある楼閣を取り付け、下見板張りと上げ下げ窓などが洋風の雰囲気を作り出している。1972(昭和47)年に博物館内に移築され資料館となっている。





| −1899年 | 20:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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