収蔵庫・壱號館

日本の20世紀をメインとした建築画像の保管庫
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十六銀行熱田支店
    
    1956年,愛知県名古屋市,森田慶一,現存(撮影:2012年)

名古屋の建築(2)
 名古屋探訪の第一のお目当ては、この十六銀行熱田支店であった。
 十六銀行熱田支店は森田にとって戦後の設計であり、湯川記念館などと同様、RCの柱と梁による構造体そのものを強調、シンメトリーで均整のとれた立面を指向している。
      
 現在はふさがれているが、図面を見る限り、当初は正面中央に入口があったようである。
 装飾は最小限に抑えられているが、それでも様式建築の軒蛇腹を単純化したような軒庇を見ると、森田の古典主義建築への強い思い入れを感じざるを得ない。
      
 彫りの深い立面にしばし見惚れる。確か当初の図面には石を割り付けたような目地が入っていた。以前の建物はさらに風格ある立面を呈していたはずである。
      


      







 
| 1950年− | 22:14 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
この建物の設計者が森田慶一なんですね。R19号線沿いなので、自宅から熱田方面へ行く途中、幼いときから目にする建物です。


さて、中日新聞(名古屋)7月4日夕刊文化欄に、「建築にみる心の持続性」という松隈洋さんによるモダニズム建築の講演が、7日文京区の東大山上会館であるとのこと。事前申し込みで1000円。本の出版記念のようです。
| 寺西 | 2013/07/05 6:48 AM |
ずっと見ていらしたとのこと。恐らく今のファサードは改装を経ているようですが、それ以前のオリジナルの外観を、(意識せずとも)ご覧になっているというわけですね。いいですね。
| Kikuchi | 2013/07/12 11:24 PM |
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