収蔵庫・壱號館

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ピーター・マックスのモザイク壁画 @大宮タカシマヤ


 仕事でとある研修に向かおうと、大宮駅東口を出て大宮タカシマヤの前をそそくさと通り過ぎようとしたその瞬間、建物の壁が妙にサイケデリックなモザイク壁画で彩られていることに気がついた。壁画はほぼ同じ画面(微妙な違いがある)が2面連続している。ということで撮影したのがこれ、今年の1月のこと。


   

 立ち止まってよく見たらピーター・マックス(peter max)のサインがあった。思いがけず、1970年代ヒッピー文化時代を代表するグラフィックデザイナーの作品に出会った。しかしなぜここに?という疑問もわき上がった。
 デパートに入っていきなり案内の女性に壁画のことを尋ねたところ、嫌な顔ひとつせず、電話で事務関係担当の方につないでくれた。そして1970年のデパート開店の時に作品が据えられたことを教えてくれた。ただ分かったのはそれだけであった。1970年とは勿論日本で万国博覧会が開催された年であり、この頃の日本は色々な意味で沸騰していた記憶がある。
  帰宅の後さらに調べてみたところ、ピーター・マックスはグラフィックアーチストである一方、環境保護運動家また人権と動物愛護運動家でもあるそうで・・・云々。

   

 日本をシンボリックに表現したイメージ、背景は何を形象化したものだろうか。この天使はもしや「マグダラのマリア」のポップな表現だろうか(もちろん私の勝手な解釈に過ぎないが)。

   

 これをみつけて、文化の発信拠点でもあるデパートという存在は、その時々の有力な作家の作品を取り入れていて文化の片鱗を垣間見せてくれることを思い出させてくれた次第。ちょっと思い起こしただけでも、この他に日本橋タカシマヤの東郷青児のEV扉絵、同じく笠置季男の外装彫刻、大阪なんばタカシマヤには最近再展示されたらしい岡本太郎の壁画がある。岡本太郎なら横浜そごうの屋上にも作品がある・・・、とまぁ。


 時代を反映したロゴで図案化されたサイン。「Cマーク」までデザインの一部のように付いている辺り、心憎い。

    



 
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