収蔵庫・壱號館

日本の20世紀をメインとした建築画像の保管庫
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旧JR奈良駅舎(奈良市総合観光案内所)
 
1934年,奈良県奈良市,大阪鉄道管理局工務課(柴田四郎,増田誠一),曳家の上保存,現存(撮影:2014年)


 ここからは、久しぶりに関西の建物(特に奈良と大阪の建物を中心に)取り上げてみようかと思う。今年の夏、用事で関西に数日滞在した折に撮った写真であるが、ちょうど台風の襲来と重なり、その間を縫うようにしながら廻れるだけ廻った。

 まずは保存活用叶ったJR奈良駅舎。約20年前にここを訪れた際に撮った写真が家のどこを探しても無いので、再訪しリニューアルした駅舎を撮り直したことになる。   

   

 初めて訪れた時には、なぜか待合室に「サモトラケのニケ」像が置かれており不思議だったことを覚えている。それは「奈良シルクロード博」で展示されたものだったそうなのだが、現在は無かった。ご覧のような新しい用途に合わせて雰囲気を変えていた。

     

 建物の外観は洋風を基本に和風の屋根を載せた、いわゆる和洋折衷のRC造建築という、比較的昭和初期にありがちな形式ではあるが、ここでは古都奈良の地域性を考慮するというはっきりした目的を持ってデザインされている。相輪を載せた屋根は破綻なく全体が調和しており、うまくいった建物だということを再度訪れて確認できた。
 こうした和洋折衷の建物は、軒廻りと柱頭のデザインに作者のセンスが出やすいように思う。強いて言えば「あっさり味」な方だろうか・・・

     

     

     




 
| 1930年− | 18:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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