収蔵庫・壱號館

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大阪の地下風景から
    
 華麗な装飾が印象的な百貨店大丸心斎橋店の美しさもさることながら、実はその百貨店に至る最寄の地下鉄駅から既に、心を浮き立たせてくれるような華やかなデザインで彩られている。
 これは1933(昭和8)年に完成したとされる地下鉄御堂筋線心斎橋駅。湾曲した天井には装飾的にタイルが貼られ、照明器具のデザインも昭和初期のモダンな感覚でデザインされリズミカルに配置されている。デザインは武田五一によるとのことであった。


         
 こうしたモダンデザインの地下鉄駅は他にも梅田駅、淀屋橋駅、天王寺駅などでも行われ、特に天王寺駅では心斎橋と並んで往事のデザインがよく留められているらしいが、今回訪れたのはここだけ。他は次回の楽しみとなった。

         

     *************◆◆*************

 地下街と言えばなんといっても巨大な地下迷宮の様相を呈する梅田の地下街が知られている。JR大阪駅、北新地駅、阪急梅田駅、阪神梅田駅、地下鉄では谷町線東梅田駅、御堂筋線梅田駅、四つ橋線西梅田駅といった交通機関を結ぶ通路がある。さらに「ドージマ地下センター」,「ホワイティうめだ」,「ディアモール大阪」の地下街があり交錯しつつ拡張していったという具合。

 いつしかその「ホワイティうめだ」の東の端に行き着いて驚いた。迷宮の果て、辺境で途方に暮れつつ思いがけず目にしたものは噴水のある泉。妙に明るく湿気を帯びた空気に満たされた空間は、しかし割と心地よい待ち合わせ空間でもあった。


       

 この「泉の広場」が誕生したのは1970年ということなので、大阪万博と何かしら関係しているのだろうか?ちなみに床のモザイクにはイタリアはミラノのガレリアの床モザイクのデザインを取り入れたらしい。

 夜、明るく照らされた行き交う人影は、かえって幻のようにも感じられる。もっともここが明るい空間になったのは1987年に改装されたことにもよるようだ。その前はもっと陰うつな場所だったのだろうか。それゆえなのか都市伝説もあるそうな。
 「赤い服を着た女が出る」云々

       







 
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