収蔵庫・壱號館

日本の20世紀をメインとした建築画像の保管庫
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過去の川口、街並みスナップ
 1981年頃の埼玉県川口市にて、駅東口側で撮り歩いた画像から(すべて現存しない)。
 そのころはまだキューポラのある町の風情を湛える町工場が点々としていた。しかし現在はものの見事に風景は一変している。マンションが立ち並ぶ一様な風景であり、撮った本人でさえどこを撮ったのか特定できないほどである。

(▼)福禄ストーブ川口工場。粋なフォントの付いたファサードは、レトロなだけでなくよく見ると工場らしからぬちょっと洗練された風情、ということでこの画像は私のお気に入りでありこれまであちこちで何度かUPしてきたもの。
 ある論文(『福禄石炭ストーブの製品開発について』)がネット上に公開されていたので参考にさせて頂くと、この工場建屋はストーブ専門の鋳物工場として昭和10(1935)年に建てられたものらしい。一世を風靡した福禄ストーブは、最盛期の昭和30年代には3つの工場で製造されるほどになった。だがエネルギーの変革を迎え、平成4(1992)年に生産を終えこの工場も閉鎖されたということである。この工場の盛衰は石炭エネルギーの盛衰を物語るものでもある。

       


(▼)恐らく、ではあるが上記工場の裏側。今は無いスーパーの商標もみえる。

       


(▼)夕陽に照り映えるトタンの外壁は、なぜか郷愁を誘う。

       


(▼)「キューポラ」とは恐らくこういうものだろうか、と思いつつ撮った1枚。つまり西欧の教会などのドームを意味する「クーポラ(cupola)」になぞらえて、溶解炉の大きな排煙筒をこのように呼称したものと教えられた記憶がある。そう思うとなんだか崇高な感じがしてきたものである。


       



 
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