収蔵庫・壱號館

日本の20世紀をメインとした建築画像の保管庫
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旧・鶴巻邸

1929年,京都府京都市山科区,本野精吾,現存(撮影:2008年)

折角京都を訪れたからには、とばかりに本野精吾の住宅をとにかく見に行った。
勿論、外観を眺めただけのことだが十分衝撃的だった。正直、こんなに挑戦的なモダニズム建築が日本で実現していたとは・・・という思いである。
煙突までもが鎮式ブロックで組上げられており、これが裏側の立面とは思わせない。見えにくかったがコンクリート打ち放しや曲面なども試みられている。
実際、鎮式ブロックの建築という範囲で見れば、表面に仕上げを施された建築は日本の各地いくつもあるようだ。反対に実際にブロックの目地をそのまま表現した建物もあり、それだけでも冒険であった
と思われるのだが、さらに工業化時代にふさわしい建築生産の合理性を目指す意図を、そのまま正直に建築表現に込めた例となると本野精吾の試みによることになりそうだ。
ここまで純粋な戦前のモダニズム建築の事例は、いくつかの彼の建築をおいて他に残っているだろうか。

| 1920年− | 19:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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