収蔵庫・壱號館

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法務省旧本館(旧・司法省庁舎)

1895年,東京都千代田区,ヘルマン・エンデ+ウィルヘルム・ベックマン(実施設計 河合浩蔵),現存(撮影(上):2006年現況,(右下):1981年改修前),*国指定重要文化財
 
 また表題に反して20世紀以前の建築を取り上げてしまう。 
  さて、今回は旧司法省庁舎の新・旧写真を並べた。 明治新政府の依頼を受けたドイツのエンデ&ベックマンによる、官庁集中計画案に基づく唯一の現存建物である。1994年に復原改修工事が行われ、ネオ・バロック様式の勇壮で豪華な外観を取り戻して今に至っている。この建築も、やはり外壁を残して戦災で失われたので、長らくは右のような姿であった。
 こうして比べてみると、いかに屋根のデザインが全体の雰囲気に影響するかが分かる。特に復原された屋根形などちょっと特異で興味をそそり、ドイツ人から見た東洋的デザイン―多分に異国趣味的な―が珍しくも楽しい。あるいは18世紀の宮廷建築家エルラッハのテイスト(ややタイの王宮的な)と言ったら良いのだろうか、そんなオリエンタルな雰囲気が官庁街霞ヶ関にそこはかとなく香る。


| −1899年 | 15:01 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
目下、進行中の東京駅のように、当時の姿に復元した例はあるのですね。

改築後の方が印象的な「顔」になっていますね。今度、訪れてみようと思います。

さて、上と下の写真ではレンガの色彩が若干違うように見えますが、壁面は無改築なのでしょうか?

前回の記事でリバーサルフィルムのことが書かれておりました。ポジフィルムは素直に色が出るので難しいと聞いております。

僕はリバーサルフィルムという凝ったものは使ったことがないので分かりませんが、フジカラーなどはCD書き込みサービスをやっていますので、この際、フィルムからダイレクトに焼き込んでしまえば、どうでしょうか?

普通は500円かかると聞いていますが、目下380円だか、390円で焼いてくれますよ。
| 久住コウ | 2008/06/19 11:04 PM |
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